一般社団法人日本エアゾール協会は、循環型社会形成に向けた国の施策に対応すべく、各種ガイドライン策定や廃棄物・リサイクル制度の基本問題に取り組んでいます。
スプレー式なので、手や周囲をよごすことがありません。また、完全密閉されているため、衛生的で汚染の心配がありません。
望むところに、適量だけ使用でき、残りはそのまま保存できます。不用な分を無駄に使い切ったり、余った分を無理やり使い切ったり、破棄したりする必要がありません。
品質を維持したまま長期間使用が可能です。品質が劣化しにくいため、他のパッケージ製品に比べ、廃棄量を減らせます。
みなさんの生活の周りでも、いろいろなパッケージ製品を使用していると思います。分別やリサイクルをしていたとしても、それぞれに違いがあります。パッケージ別に品質保全の違いを見ていきましょう。
一般的な品物は、購入からまもなく、劣化が進みます。短期間のうちに、使いきれなければ、品物を廃棄することになります。冷蔵庫での保存もそれほど長くすることはできません。
缶製品は、購入から長期間、常温保存しても内容物の品質を維持することができます。しかし開封後は酸素に触れ、劣化が進みます。よって、使いきれない分を廃棄することになります。
エアゾール製品も、缶製品と同様に、購入から長期間保存することができます。さらに使用を開始しても、内容物が酸素に触れないため、長く保存でき無駄を防ぐことができます。
空になったエアゾール缶の廃棄方法は、どの日にごみ出しするかは、地域により違いがあります。危険物として出す地域もあれば、資源物扱いになるところもあります。お住まいの地域のルールをよく確認して、ごみ出しするようにしましょう。